自然環境解析のためのリモートセンシング・GISハンドブック

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III.3 景観の解析 8.海岸・サンゴ礁の解析

図III-3-59 栽培から第9週間目のモロコシ畑のNDVIがピークになり飽和現象が起こる
(©USDA Agriculture Research Service)(実線はNDVI,点線はRatio (NIR/RED))

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図III-3-60 裸地と植生分布地域にける土壌の深さ5cmでの土壌水分含有量とSAR後方散乱係数との相関
(周波数:4.5 GHz;偏波:HH;入射角:10°)

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図III-3-61 大気補正後のTerra/ASTERデータを用いた異なる土壌水分地域に分布する砂漠とオアシス植生の反射率の差値
(A−H:植生・土地被覆分類;%は土壌水分現地計測値)

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図III-3-62 タクラマカン砂漠タリム河オアシスとその周辺域におけるNDWIの分布

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図III-3-63a 風紋の形成
風紋の形成は風(気体流)と砂(固体流)の相互作用の結果である。例え、風が→の向きに吹くと、飛んできた砂が斜面AB(あるいはCD)と斜面BCに衝突する。その回数は斜面BCの方が多く、砂の堆積量に差が出る。砂の移動とともにB点に砂が掘り上げられ、C点に堆積する。C点から移動するのが比較的小さな砂粒子だけである。大きい砂粒子がどんどんC点で堆積する。

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図III-3-63b 砂丘形成時の砂粒子の跳躍運動

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図III-3-64a タクラマカン砂漠の砂丘
(西風に吹かれてできた風紋は南北方向である)(Landsat ETM+ R-G-B=NIR-Red-Green)

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図III-3-64b 内モンゴル自治区東部のホルチン(科爾沁)沙地
(北西風に吹かれてできた風紋は南西―東北方向である)((R-G-B=ASTER Green-NIR-Red bands)

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図III-3-65a 黄砂の新たな発生地における表面粗度長(m)
図8をもとに作成された画像。国士舘大学卒業論文(山中知明)より。

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図III-3-65b 過放牧地域のモニターリング
(1989年9月29日のLandsat TM画像と2002年7月7日のLandsat ETM+画像を比較(NDVIマップでは赤色はNDVIの値が高いことを示す)。

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